宇部市

宇部市野中 木造平屋解体工事

解体前

今回は、宇部市野中にある木造平屋住宅の解体工事を施工させて頂きました。
こちらの木造住宅は元々住居兼商店だったらしく、建物の内部は一部その名残が残る造りをしていました。
施主様は現在この建物の隣にある新住居にお住まいで、趣味の家庭菜園をするため庭に畑を造りたいとのことで古家の解体工事をご依頼されました。

この木造平屋は一部増改築の痕跡がありましたが、その増改築自体もかなり昔の出来事だったらしく、増築された箇所が登記簿に記載されていないとのことでした。
実際に弊社が登記簿を確認したところ、実際に計測した数字と若干の違いがございました。
このように、古い建物の場合は増改築に関して登記簿の更新をされていなしケースが珍しくなく、中には家1軒分記載が無い場合もございます。
そのため、弊社がお見積りを出す際は解体予定の建物の建坪を直接測った後に数字を出しますので、登記簿の数字と相違する場合が多々あります。
しかしそれは、上記のようなケースが多いことから今現在の状態を把握するためやむを得ず行っているため、基本的には登記簿の情報より実測での情報を優先させて頂いております。(登記簿の情報と僅差だった場合は登記簿上の数字を使わせて頂いております)

解体中

実際に解体工事を進めていくにあたっては、特に特記する点などはなく順調に作業が進んでいきました。
一部カーポートと駐車場の舗装は残す予定でしたので、カーポートには飛散防止の養生を設けて破損するのを防止します。
舗装に関しては、トラックが出入りする箇所に鉄板を敷いて割れるのを防止します。
特に古い舗装は鉄筋などの補強が入っておらず厚さも不十分なものが多いため、重量のあるトラックが出入りすることで舗装を痛めてしまうケースがございますので注意が必要です。
あと、昔ながらの泥壁のため、解体時に砂埃が大量に飛散してしまいますので水撒きは徹底して行いました。

解体後

解体後の仕上げは、この後は畑にすることから費用を抑えた粗整地仕上げを施工しました。
粗整地とは、真砂土や砂利などの化粧を施さずに今ある土でそのままならしていく整地方法で、真砂整地と並んで最もポピュラーな仕上げとなります。

これで、趣味の家庭菜園を家の前で思う存分楽しめますね。

場所山口県宇部市野中
建物木造平屋住宅
工事内容解体工事、粗整地
坪数約25坪
工事費用114万円

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